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第21回日本ヘルスプロモーション学会・第13回日本産業看護学会 合同学術大会/集会

ご挨拶

第21回日本ヘルスプロモーション学会学術大会
学術大会長 森川 洋
(帝京平成大学人文社会学部人間文化学科 教授)

大会長写真

第13回日本産業看護学会学術集会
学術集会長 櫻井しのぶ
(順天堂大学大学院医療看護学研究科 教授)

集会長写真

この度、第21回日本ヘルスプロモーション学会・第13回日本産業看護学会合同学術大会/集会を2024年11月30日(土)・12月1日(日)に、帝京平成大学池袋キャンパスにて開催させていただくこととなりました。

本会は、第21回日本ヘルスプロモーション学会学術大会(森川洋大会長)と第13回日本産業看護学会学術集会(櫻井しのぶ集会長)の合同開催となり、両学会会員で構成された実行委員で企画・運営を進めています。

ヘルスプロモーションは、人々がより良い暮らしを獲得するための環境づくりやまちづくりを展開していくプロセスです。個人の行為と環境やまちとの関係は、大きく二つに分けられます。一つは、環境づくりやまちづくりにより人の行為が形成されること、もう一つは、人の行為により環境やまちが形成されることです。

産業看護においても、全ての労働者にとってヘルスプロモーション活動は働く人びとの健康の保持増進ならびにQOLの向上と経営者のCorporate Social Responsibility(CSR)ならびに健康経営にとっては必要不可欠であり、健康な労働環境づくりを展開していくプロセスです。環境づくりにより労働者の行為が形成されること、また反対に労働者の行為により環境が形成され、どちらも共に大事であると考えます。

そこで、本会ではメインテーマを「一人ひとりが力を発揮できるヘルスプロモーション活動~社会構造と人間エージェンシーの視点から~」とし、ヘルスプロモーション活動および産業看護活動において、一人ひとりが取り組む活動やその課題の共有、これから取り組むべき活動のテーマや展開方法について、議論を深めたいと考えています。

基調講演には『障害者の経済学(東洋経済新報社)』の著者である中島隆信教授(慶應義塾大学商学部)、市民公開講座にはNHK「みんなで筋肉体操」に出演された谷本道哉教授(順天堂大学スポーツ健康科学部)をお招きする他、教育講演やシンポジウム、パネルディスカッション、情報交換会などの開催を計画しています。参加者同士の交流を通じて、新たなつながりが生まれ、一人ひとりのヘルスプロモーション活動や産業看護活動を結集し、課題を共有しながら、ブラッシュアップの機会となることを期待しています。

多くの皆様のご参加を関係者一同心よりお待ち申し上げております。

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